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5/某日

前回の相談から約一週間後に、司法書士さんへ債務整理を依頼することにしました。

受任書類などへ記入して、各債権先名・住所・最初の取引年月日・残金・月々の支払額等を記入しました。
お財布の中にあった私名義のクレジットカード・キャッシング専用カードも、この時点で書士さんへ預かってもらいました。もう、これで私自身はカードのない生活に戻ります。高校卒業後に直ぐにクレジットカードを持ち始めましたので、久しぶりな不思議な感覚でした。

前回の相談時同様、「やはり、債務整理をしても最長期間で和解をとれたとしても、貴女の状況だと払い続けていくのは困難だと思うし、ご主人と会社の分のもあるでしょ。こちら(書士さん)も心配だから、破産も考えて下さい。」と言われました。
「破産だけは嫌。絶対イヤ。ちゃんと全額返したいし、何がなんでも返します!債務整理の方向で話を進めて欲しいです。私の分だけお願いします。主人の方は大丈夫です。」と依頼しました。

頑固な依頼者に困った書士さんは、「まあ、じゃあ債権者からの明細が全て揃って明確な金額が出てから、もう一度考えましょう。」と言われました。
意地でも完済してやると考えていました。

まず、家計の収支を把握する為に、家計簿をつけるように言われました。
司法書士さんから債権先には受任通知書が送られるので、今後の各債権者からの直接の請求は保留になるため、請求書も届かなくなるし、請求の電話も来ないようになります。
もし、請求が来たら「ご迷惑をおかけしてすみません。司法書士の○○に依頼しました。」と伝えれば良いと言われました。
他にも、追加で借りたり払ったりしないようにと。

今まで債権者に支払いをしていたのが、今月からストップするので余裕が出るだろうから、その中から月々いくらなら払えるのか、その額を司法書士さんに預けることになりました。
今月は苦しいので来月からにして欲しいと伝えました。
司法書士さんは、私に対してまた不信感を抱いただろうと思います。

不安だったのは、会社で持ってるクレジットカードがあって、それが使えなくなるのか?私が債務整理する事で主人のカードが使えなくなるのか?
書士さんの話によると、同じカード会社だと使用出来なくなる事が多いですし、家族カードなども使えなくなることもあるし、使える事もある。カード会社それぞれの考え方で違いますので、やってみないとわかりません。との事でした。
この状況になって、まだカードを使いたいの?と叱咤されました。

この依頼した時点で私の残債状況は、クレジット会社5社9件で495万でした。
改めて自分で気が遠くなりそうでした。私、頑張って返して来たんだね。。。
S社 2件 200万残 月9万4千返済
L社 4件 175万残 月6万返済
N社 1件  50万残 月10万返済
U社 1件  40万残 月1万5千返済
M社 1件  30万残 月1万返済

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5/某日のことです。

司法書士事務所へ無料相談に初めて行きました。
過払い請求した場合に、どれだけ借金が減るのか知りたかったからです。

借入先の請求明細・取引の最初の年月日などが分かるもの(メモ)を持っていきました。
「まずコレに債務状況を書いて。」
と手渡された用紙に、債権者名・債権者住所・借入残額・月々返済額・当初契約日(分からないところは、あいまいに。)を記入しました。



司法書士さんのお話では、
「過払いになるかどうかは、各債権者からの利息を法定利息にした再計算書が来てみないと正確には分からないけど、コノ内容だと債務整理をしてもかなり残金が残るだろうと思います。普通の人なら破産の金額です。ご主人も借金あるでしょ。やるならソチラも一緒にやった方がいいですよ。」
と言われました。

今まで返して来れたんだからまだ返せる?
今日はとりあえず過払いになるか聞きに来ただけだし、依頼しなくてもなんとかなる?
過払いになるか分からないって言うし、債務整理せずに今までどおりでもいける?
私のはともかく、主人の履歴に傷をつけたくないからな・・・。

今の時点で大変だから相談に来てるのに、相談させてもらってもまだ尚、司法書士さんに債務整理を依頼するか迷い、「また連絡します。」と言って事務所を後にしました。
依頼するなら、最短の支払日のあるS社の支払いをしないようにと言われました。

(債権者のうち、特定のところだけを払うのは公平でなくなるため。払ってしまうと後で問題になるらしい。違法ですって。)

今年の始め、付き合いのあった信金担当者から、主人と私の両方にカードローン専用カード申込みを案内されました。
 というよりノルマがあったのか?頼まれてしまいました。

この人は もちろん私達の債務状況を知らないので、多分通らないだろうな~と思いつつも、用紙に記入してみました。
通ったら金利が低いのでラッキーだから、少しずつ借り替えていこう。などと甘い考えもありました。

後日、やはり審査が通らない旨、連絡がありました。
担当曰く、「借入は2~300くらいなの?それ、金利高いでしょ?いつ終わるの?この先例えば保険が満期になるとかで大口のお金が用意できて返せるの?・・・・・・・自分の勤務しているところでそういう商品があればいいけど、無いのですみません。」
そして、ラジオやネットで「おまとめローン」とCMしている銀行へ申し込んでみたら?とアドバイスされました。
かすかな希望を抱いて、おまとめローンを申込みましたが、やはり審査は通りませんでした。


そして今春。

「おまとめローンどうだった?」と信金担当が心配してくれていたようでした。
一瞬言葉につまりましたが、まとめられなかった事を正直に伝えると、
「良かった。おまとめをしちゃうと出来ないんだけど、過払い請求って聞いた事ある?この方法でかなり借金は減るんじゃないかな?」
とアドバイスされました。
ノンバンクのカードローンを長い期間利用していると、利息が高いので、相当な過払いになっているはずだからと。
法定利息以上の利息は払う必要はないと。

ただ、その手続き(過払い請求)をすると事故情報に載るので(いわゆるブラックになる)、今後カードは使用出来なくなるが、出来れば早いうちに整理した方がいいのではないかと。
知っている先生を紹介するので、気持ちがあれば、話だけでもしてみるといいと言われました。

「いや、でも今は延滞なく払えてるから・・・。」と言う私に、
「それで減ってるの?枠の中で借りたら返しての繰り返しでしょ?おまとめローンの審査が通らなかったんでしょ。ということは信用状況はそういうことなんですよ。過払い請求をするっていうのは、言ってみれば自己破産の一歩手前です。債務整理すると確かに事故情報として信用情報に載るけど、それを見た銀行や国金は“よく気付いた。立て直してるんだ。”と思うはず。どこかで思い切ってメスを入れないといけないんですよ。せっかく頑張ってこうして働いているのに、その収入が利息になっちゃうんですよ。このままだと終わらないよ。 ネットやるでしょ?不安だと思うけど、『過払い請求』とか『債務整理』で検索してみるといっぱい載ってるから調べてみて。」


このお話をいただいてから、一週間ほど考えて、果たして過払いになるのか?聞いてみたいと思いました。
「とりあえず奥さんは整理した方がいいよ。その後は様子を見てご主人もね。」とすすめる担当。
とても親身になっていただいて、仕事中なのにボロボロ涙が止まりませんでした。

主人に、過払い請求を勧められたことを泣きそうになりながら話して、この事態を変えないといけないと決意しました。
少し冷静になり、どの程度、今後の支払い残金が残るのか聞いてみようと思い、信金担当者へ連絡して、その過払い請求に詳しいという司法書士(相談料無料)を紹介してもらうことにしました。

そもそも私の借金は、主人と経営している会社が計画通りにうまくいかず、月末資金が不足したものを補う為に、私個人のクレジットカードでキャッシングすることから始まりました。

お金の事ではモメたくないし、「今月も足りない。」とは言いにくい。
そんな状況から安易に借りれる手段を選択してしまっていました。

キャッシングをしたくせに、自動引き落としになるのが嫌で(銀行の通帳に記帳されて名前が残るのが嫌だったので)、お客様からの入金があれば引き落とし日を待たずに、すぐにATMに入金しに行きました。
最初の頃は、それで上手く行ってましたが、だんだん生活費を補う為にも使うようになり、自動引き落としでもいいや。と思うようになっていきました。

取引先の営業からクレジットカード獲得のノルマがあると頼まれる度に、主人名義と私名義のカードは増えていきました。
とりあえず延滞なく返済していました。
なんとかブラック情報にはなりたくないと、借りては返すの繰り返しでした。

テレビで「借金地獄」とか「多重債務問題」などという番組をやっていても、自分がその多重債務者」であることを自覚できずにいました。
私達は延滞なく返してるから多重債務者じゃない。(立派な多重債務者です。)
これを返して借りたら、こっちを返すという自転車操業になった状況でも。
必ず返す。返していける。私は、この人達とは違う。
そう思いこんでいました。
本当にバカでした。

それぞれのカードが増えて、しっかりメモをしないと訳が分からない状況になっていきました。
いつもお金の事ばかりを考えていて、辛くなりました。
涙が出てしまう。
身体も壊してしまう。
めまいがひどくなり、「睡眠薬・精神安定剤を出しましょうか?」と言われてしまう。

普通でいられなくなりましたが、誰にもお金の相談は出来ませんでした。
請求書が来ても支払い日の間際まで見ないようになりました。
異状なのだとは思ってもなんとかなると又思い直す日々の繰り返しでした。
消費者金融のテレビCMが流れるのも、きついと思いました。TV画面から目をそらしてしまいます。

返しても返しても利息が高いので元金は減っていきません。
昨年後半から、利息の負担を減らしたいと思い、ネットで借り換えOKとCMしているカード会社に申し込みました。
シュミレーションしてみると、こんなにも支払い金額が減るのね。などと夢見てワクワクしていましたが、残念な事に、審査が通りませんでした。

え?なんで?延滞なく返済日に きっちり返しているのに。
納得がいかずに、おまとめを申し込んだカード会社に電話してみました。
「バランスが悪いので・・・。情報機関でご自分の情報はご覧になれますよ。」
そう言われた事で、シー・アイ・シーテラネットへ電話をして近くの情報機関を教えてもらい、身分証明書と印鑑を持って個人情報を開示してもらいました。

シー・アイ・シーでは、窓口で対応して下さった女性の職員が、私の債務情報の書類を見ながら、
「司法書士などに一度相談したらどうでしょうか。」
とアドバイスされました。
   なんでそんな風に言うの?私はただ自分の情報が見たかっただけよ。
変なプライドで覆われていた私でした。
今まで(借りては返す状態で)延滞なく支払いはしてきていましたので、ショックでしたが まだ頑張って返せるはず と思い込んでいました。

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返せる、絶対返す、何が何でも返すと思ってキャッシングを繰り返してきました。 なんとかせねばと前を向いて歩き出すために、選択したことを綴っていきます。
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