8/某日
三回目の司法書士さんの支払いの日の夜、主人に破産をしてもいいか相談しようとしていました。
しかし、仕事上でトラブルがあったらしく、とても切り出せませんでした。
どうしたらいい?
どうするのが私にとって、主人にとって、会社にとって、まわりにとって良い方法なの?
睡眠もちゃんと取れずにいました。
そんな時に目にした文字がありました。
“あきらめるのは痛みを伴います。
でも執着するのはもっと心が疲れます。
人生には手放す勇気が必要なときもあるのです。”
ちょっと違うのかもしれませんが、ズシンときました。背中を押された気がしました。
これ以上迷惑をかけないようにするために、自分の足でしっかり踏みしめて前を向いて歩き出すために破産を選択しようと思いました。
翌朝、主人の出掛けに破産の方向へという話合いをしました。
私はお弁当を詰めながら、至って冷静に話し始めたつもりでしたが、涙が止まらない。
もう出掛け支度の時間がないというのに、短時間で話が出来ない。
その状況で、主人は「お客さんには遅れると連絡しておくから、まあ座れ。」とソファを指さしましたが、
私は「時間がないから、このままでいいよ。それに、お客さんに迷惑をかけたくないから。」と更にボロボロしながら、それでも冷静に努めて話しました。
「いいよ。そうしよう。そうするしかもうないよね。あとは頑張って返していこう。」
そして、司法書士さんへ破産の申請を決めたことを、TEL連絡しました。
私達の一大決心を冷静に伝えると、
「分かりました。それでは、書類を揃えて持ってきて下さい。」と淡々と言われました。
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返せる、絶対返す、何が何でも返すと思ってキャッシングを繰り返してきました。
なんとかせねばと前を向いて歩き出すために、選択したことを綴っていきます。
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