まさか私が自己破産する事になるなんて
そんなブラック情報とは無縁でいたつもりが、事実この法に救済してもらう事になっているのです。
最初、過払い請求しようと考えてから債務整理の方法の中で「破産」は全く考慮していませんでした。司法書士さんに根気強く説得されて覚悟を決めたのですが、それまで抱いていた破産のイメージとは大きく異なるものでした。
私の想像だと、債権者の主張によって裁判所が自宅に赤紙を手に持って来ると思っていました。
長いこと極貧生活が続いていますので、何も価値があるようなものはないので「取られるものは何もない。」と変な自信はありました。しかし、家には誰も赤紙を貼りにも来ませんし、見にも来ません。
追い詰められる事はないので、この件に関しては申し訳ないくらい精神的にはとても楽です。
経済的には、まだまだ大変ですが
ブログを書き始めて一週間になりました
書く時は、とても熱中しています。妙な充実感があります。
ある時は思い出し泣きをしそうになりながら、ある時は苦笑しながら書いてます
陳述書を書いて思い出した事がありました。
もうかなり前の話になりますが、クレカのATMで生命保険の担当者を見かけた事があります。
私は直ぐに気付いて見ない振り&居ない振りをしたので、相手は気付かなかったと思います。
そのATMは郵貯も使用可能でした。が、わざわざそんなダークなイメージのATMで郵貯を使う事はあるまい。彼もきっと、多重債務者なんだ。借りては返す状態になってるんだと思いました。
その後、彼は身体を壊して入院したらしく、その間は他の職員が営業に見えてました。
また仕事に復帰した彼が営業に来るようになってまもなく、私は保険契約を解約すると伝えました。
実は、自分で払っているもの以外に、数年前に私が保険契約の名義を貸した事があるのです。ノルマの為か、成績の為か、詳細は分からないのですが、名前だけ貸して、彼が保険料を支払っていました。
彼は、その名義貸しの分も全て解約すると用紙を出して、「計算したら、この金額が返戻金として口座に戻ってくるからお願いします。」
そして少し間をおき、「今この金額を立て替えてもらえますか?先にもらえますか?」と言うのです。
私も極貧状態で手持ちがないし、疑うわけではないけど・・・。
彼には入金が確認出来てから渡すと伝えて、一旦帰ってもらいました。
その金額は三千円ほどでした。彼は困っている。以前ATMで会ったのを思い出して、入金予定日に銀行に走りました。
もしも、この三千円で彼の身に何かあったらヤダな。記帳すると入金されていたので、引き出して「今出金してきたから。」と彼に電話をしました。
彼のほっとした表情を見て、やっぱり多重債務者なんだと確信しました。
そんな事があってから、次に営業にみえた際には、彼に司法書士さんを紹介しようと思っていました。
その当時は自分の方向も決まっていなかったクセに、おせっかいな私です。
それ以来、彼は営業にみえなくなりました。
しばらくしてから、別の外交員が営業に来始めて、彼が退職したと聞きました。
噂によると、他にも名義を借りて保険の契約を取っていたらしいです。どんな仕組みになっているのか分かりませんが、契約を取ると会社から手元にどの程度お金が入るのでしょうか。
大手の会社だし、勤務年数も多かったから、退職金を支払いに充てたのだと、勝手な想像をしてしまいました。
元気にやっているといいのですが・・・。
ブログを書き始めて6日目になりました。
何かに取りつかれたように、ここまで一気に書いてきました。
私、結構、書くの好きなんだね と思いました。
ブログのネタ的には、物凄い不謹慎だとは思いますが、楽しいかも(^^)
これかも不安はつきまといますが、とりあえず今からジタバタしても始まらないので、その時を静かに待ちたいと思います。
仕事も頑張りますが、書く事も続けていこうと思っています。
自分で借りたもの。自分を信用してくれて貸してくれたもの。それが今整理しようとしている債務の残です。
借りたものを返すのは当たり前。今でもそう思います。
しかしながら、私には無理でした。
そして、専門家の力を借りて、再出発への道を歩き出そうとしています。
昨年の始め頃には、キャッシングの利息が高いから何とかしなくちゃ、と低利息商品への借り換えを考え出しました。やっと年末に私が多重債務者であるという事を薄々思い始めて、過払い請求、任意整理、自己破産という道に行き着きました。
私が最終的に辿り着いた債務整理方は自己破産でしたが、これは、人それぞれだと思います。
「普通こうするっていうのは無いんだよ。人それぞれ違うからね。借り入れをし出した理由も、今現在の環境も収入も財産も考え方もね。」と書士さんは仰ってました。
今、借金で悩んでいる方は、とても多いのだと思います。
先送りにしないで目を背けないで、自分の債務額を把握してみて、信用情報機関で自らの登録情報を見るといいと思います。そこから返していけるように計画を立てて努力してみる。それでもダメなら専門家に相談するのが一番です。
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